佐賀・有田陶器市で器との出会いを楽しむ
ゴールデンウィークの終わりに、一人で佐賀県の有田陶器市に行ってきました。有田駅から続く約四キロの通り沿いに、数百の店が並んでいて、その規模にまず圧倒されます。掘り出し物を探すのが楽しく、一軒ずつのぞきながら、ゆっくり歩きました。白磁に藍色で描かれた、繊細な模様の小皿は、見ているだけで心が落ち着きます。店主さんに、お皿の模様の意味や、焼き物の違いを教えてもらいながら、お気に入りの湯呑みとお皿を二点購入。掘り出し価格で買えたのも嬉しいところでした。途中の休憩所では、地元の人が淹れてくれたお茶をいただいて、ほっと一息。帰りには、嬉野温泉に立ち寄って、とろとろの湯につかり、名物の温泉湯豆腐を食べました。陶器市は、人の波に酔いやすいですが、午前中の早い時間に行けば、比較的ゆっくり見られます。帰りの電車で、買った器を何度も袋から取り出して眺めてしまいました。割れないよう、新聞紙で何重にも包んで大切に持ち帰ります。毎日の食卓で使うたびに、この日の旅を思い出せるのが、器を買う旅の一番の楽しみです。