秋田・横手のかまくら祭で雪の宿を体験
2月の中旬、一人で秋田県横手市のかまくら祭に行ってきました。新幹線と在来線を乗り継ぎ、駅を降りた瞬間に感じたのは、東京とは桁違いの冷え込みです。会場には大小さまざまなかまくらが並び、中ではろうそくの灯りがゆらゆら揺れていました。地元の子どもたちが「入ってたんせ」と声をかけてくれ、お餅を焼いて甘酒をふるまってくれます。かまくらの中は思ったより暖かく、雪の壁に囲まれていると不思議と音が吸い込まれ、心まで静かになりました。夜には川辺の小さなかまくらが無数に灯り、その幻想的な景色にしばらく見入ってしまいました。夕食は名物の横手焼きそばで、目玉焼きと福神漬けの組み合わせが懐かしくておいしかったです。雪国の人々のあたたかさに触れられた、忘れがたい一泊二日でした。帰りの列車の中で、あたたかい缶コーヒーを飲みながら、雪の景色をもう一度思い出しました。こういう静かな旅は、慌ただしい日常のリセットボタンになってくれます。