埼玉・秩父夜祭の屋台と花火に圧倒される
12月の初めに、秩父夜祭を見に行きました。誘ってくれたのは、地元が埼玉の学生時代の友人です。電車で現地に着くと、すでに駅から神社に向かう道は人でぎっしり。夕方、豪華な彫刻と提灯で飾られた屋台と笠鉾が、掛け声とともに街を練り歩く様子は、迫力そのものでした。重さのある山車を大勢が曳く姿には、地域の誇りが感じられます。夜になると、冬の澄んだ夜空に次々と花火が打ち上がり、音が山にこだまして胸にずしんと響きました。寒さはかなりのもので、友人と肩を寄せ合って、露店で買った熱々のおでんと豚みそ丼で暖を取りました。帰りの電車は混雑でぎゅうぎゅうでしたが、それさえも祭りの余韻でした。日本三大曳山祭のひとつと聞いていましたが、実際に体感すると、その言葉以上の熱量に驚かされました。祭りの余韻のまま、ホテルに戻ってからも友人と興奮して語り合いました。地元の人たちが受け継いできた伝統に、少しだけ触れさせてもらえた気がして、ありがたい気持ちになりました。