栃木・奥日光の戦場ヶ原を歩く初夏のハイキング

6月の第二週、一人で奥日光の戦場ヶ原をハイキングしてきました。いろは坂を上がるバスの窓からは、まだ新緑の木々が柔らかく揺れていて、気温は下界より五度ほど低く感じました。戦場ヶ原は木道が整備されていて、歩きやすいのが助かります。湿原にはズミやワタスゲが咲き始めていて、遠くには男体山がどっしりと構えていました。ところどころでベンチに腰かけ、持参したおにぎりを頬張ると、鳥の声と風の音だけが聞こえる贅沢な時間です。終点の湯滝では、水しぶきが涼しく、ミストを浴びるだけで疲れが取れました。途中でカモシカの足跡らしきものを見つけて、ひとりで盛り上がったのも良い思い出です。帰りは日光駅前で湯波料理の定食を食べ、静かな余韻に浸りました。人混みを避けたい人には、梅雨入り前の奥日光をおすすめしたいです。夜、宿の窓から見えた星空が、旅の締めくくりとして最高でした。ひとりで過ごす自然の中の時間は、頭の中を整理するのにぴったりだと、あらためて実感しました。