東京・隅田川沿いを歩く下町の桜さんぽ
3月の最終日、一人で東京の下町を桜さんぽしてきました。出発点は浅草。雷門をくぐって仲見世通りを抜けると、揚げまんじゅうの香ばしい匂いにいきなり誘惑されます。浅草寺でお参りしたあと、隅田公園へ向かうと、川沿いの桜並木が満開で、花見客がレジャーシートを広げていました。川の向こうにはスカイツリーがそびえ、古い町並みと新しい塔のコントラストが東京らしくて好きです。川にかかる橋を渡り、墨田区側へ進むと、小さな商店街や銭湯が現れ、いかにも下町という風情。喫茶店でナポリタンを食べて一息ついたあと、夕方には川沿いのベンチでビールを片手に、夕暮れの桜を眺めました。観光地として有名な場所でも、歩く順番次第で全然違う景色に出会えます。住んでいる街でも、旅人の気持ちで歩くと発見が多いことに気づきました。普段通勤で通り過ぎるだけの街でも、ゆっくり歩いてみると知らないお店や路地がたくさんありました。近場の再発見は、お金も時間もかけずにできる、とても贅沢な小旅行だと思います。