島根・出雲大社で縁結びの祈り
11月の中旬、神在月の出雲大社へ一人で参拝してきました。出雲市駅からバスで向かい、参道に入ると、松並木の道が静かにまっすぐ延び、背筋が伸びる思いがしました。拝殿の巨大なしめ縄は、写真で見ていたよりも圧倒的な存在感で、しばらく見上げたまま動けませんでした。参拝の作法が一般的な二拝二拍手一拝ではなく、二拝四拍手一拝と知り、周りの人の動きを見ながら、緊張しつつお参りしました。縁結びで知られる神社ですが、僕は一人旅の無事と家族の健康を祈願。境内の摂社をひとつずつ回るうちに、気持ちが穏やかになっていくのを感じました。参拝後は、門前の食事処で出雲そばの割子そばを。三段重ねの小さな器に、薬味をのせて食べる作法が新鮮でした。夕方、稲佐の浜で、日本海に沈む夕日を眺め、心が洗われるような一日でした。夜は宿の縁側で、ひとり静かにお茶を飲みながら、今日の参拝を振り返りました。何かを願うよりも、日々に感謝する気持ちが強く湧いてきた、不思議な一日でした。