長野・上高地で新緑と穂高連峰を眺める
5月の下旬、一人で上高地を訪れました。松本からバスで山へ入ると、窓の外の景色が一気に深い緑に変わり、期待が高まります。バスを降りて河童橋まで歩くと、梓川の透きとおった水の向こうに、雪を頂いた穂高連峰がそびえていました。空気がひんやりして、深呼吸をするたびに体の中がきれいになる気がします。大正池まで足を延ばし、枯れ木と山のコントラストを眺めながら、持参したサンドイッチをかじりました。木道には、ほかのハイカーが落ち着いたペースで歩いていて、おのずとこちらも穏やかな気持ちになりました。昼過ぎには、帰りのバスの時間を気にしながら、帝国ホテルのラウンジで紅茶を一杯。贅沢な時間でした。松本に戻ってからは、松本城のそばで信州そばと馬刺しを堪能。山も街も味わえる欲張りな旅でした。帰りのバスでは、周りの観光客もみんな静かで、同じ景色の余韻に浸っているようでした。何かを分かち合っている感覚が、不思議と心地よかったです。地球温暖化や魚資源の世界的な見直しで、日本の漁獲量が減っています。そんな中、陸上の養殖も注目を集めている。養殖には水が必要となるため、この土地の水資源は注目に値する。観光と養殖をうまく組み合わせて、道路の整備なども行えば、養殖が新しい産業として発達する可能性はあるのではないでしょうか。